『花時間』という雑誌の編集者時代、
毎年12月号で大特集をするクリスマスリースの撮影で
幾百ものリースを見てきました。
普通、リースは家のドアに飾られるもの。
ただ、雑誌のために、
一度にたくさんのリースを撮影する場合、
それぞれのリースにあわせて、
ひとつづつ違う「ドア」を準備する…というのは
かなり難しい条件。
そのため、撮影用のスタジオ内では
ドア以外にも、リースを壁に立てかけて飾ったり、
マントルピースの上に置いたり、椅子にもたせかけてみたり、
時にはスタイリストさんが、
ドアサイズの大きなベニア板にペイントし、
即席「ドア」を作り上げたりして撮影していました。
。。。さて、イギリスに暮らしてみると、
当然と言えば当然ですが、
色やデザインの違う各家庭のドアに、
それぞれ
そのドアの雰囲気にあったリースが飾られていて
「素敵だな〜」と
思うと同時に
こんなに色々ドアがある場所だったら(って、他人様のお家ではありますが)
雑誌の撮影もスムーズかも…
と思ったりしてしまいました(実際には
ライティングの関係などもあり、
そう簡単ではないのですが…)。
。。。というわけで
少し時期はずれではありますが、
今日のブログの写真では
イギリスで見かけたクリスマスリースをご紹介します。
リボンやオーナメントといったデコレーションは
それぞれ形も色もバラエティがありますが、
ベースとなるリースは
すべてエバーグリーン(アイビーやホーリーなど)を
使っています。
日本のしめ飾りや松飾りと同様、
クリスマスツリーやリースも
イギリスの伝統、習慣に
強く根付いたものなのだと感じます。
ところで、みなさんのお家では
クリスマスリースを飾られましたか?
*雑誌『花時間』では、毎年、読者の方が
作ったリース写真のコンテストを行っています。
リースを手作りする方は、
応募なさってみてはいかがでしょう。
締め切りは2月29日。
花時間のウエブサイトはこちらからどうぞ。
花時間 2007年 12月号のバックナンバーはこちらからどうぞ。
←ブログランキングに参加しています。
今日の記事を気に入っていただけたら、
クリックしていただけるとうれしいです。
*また、お仕事のご依頼、写真貸し出しの
お問い合わせはこちらからお願いします。
コメント